喉が渇いていないのに、水を飲んでいた頃の話

コラム

水分補給の話

2月の今は、まだ寒い季節です。
寒いから、それほど喉は渇かないですよね。
暖房がガンガン効いた部屋にいれば別ですが。
そういう場合は水を飲むよりアイスを食べたいかな?

普通なら、喉が渇かなければ水を飲もうとは思わない。
これはごく自然な感覚だと思います。

でも、数年前の私は違いました。
喉が渇いていなくても、義務のように水を飲んでいたのです。

冬場は仕事中に汗はかかないし、喉も渇かない。
それでも「一定量の水は必ず飲むべきだ」と信じていました。
それもお茶ではなく、
あの時は冬でも外回りの仕事には1リットルの水筒を持ち歩き、
ミネラル不足にならないよう塩を入れるのがマイルール。

さらに、
「空腹時か、食後30分以上経ってから飲む」
という自分なりの決まりまで作っていました。
理由は、胃液が薄まるから。

ある時、ふと疑問が浮かびました。

なんか不自然だな、と。

野生動物や、水道やコンビニのない時代の人間が、
こんな機械的な飲み方をしていただろうか?

体の声を無視して、
喉の渇きではなく“義務”で水を飲む。
これは自然の流れに逆らっている気がしました。

それ以来、義務的な飲水はやめました。

寒い季節は、体を動かしても汗をかく量は少なく、
喉もそれほど乾きません。
2〜3時間で戻れる外出なら、水筒を持ち歩く必要もありません。

以前は、寒さに関係なく水筒を持ち、
喉が渇いていなくても決めた量を飲んでいました
でも、日本で生活していて、
水が手に入らず脱水になる場面は、実際ほとんどありません。

水を飲んではいけない、という話ではありません。
ただ、飲むタイミングを体の感覚に合わせればいいのでは
と思うようになっただけです。

夏の暑い時期や、激しい運動をする時には、
当然しっかり水分を摂る必要があります。
ただ、暑いからといって、
脱水を恐れて飲み過ぎるのも、また違う気がするのです。

私は登山をします。
夏のロングコースでは大量の汗をかき、
タオルを絞ると雑巾のように汗がしぼれます。
そのため、以前は脱水を意識しすぎて
塩水を頻繁に飲んでいました。

2リットルのハイドレーションをリュックに仕込み、
予備のペットボトルまで飲み干すこともありました。

でも、ある時気づきました。

これは明らかに飲み過ぎだな、と。

長距離を走るトレイルランニングの選手でも、
ここまでの量は飲んでいません。

トレイルランニング
舗装されていない野山を走るスポーツ

我慢しすぎて飲まなさすぎるのは危険ですが、
知識だけを頼りに「飲むべきだから飲む」ことも、
体の声とはズレているように感じました。

それ以降、飲水の頻度を減らしましたが、
体調に問題はなく、
むしろ体は入ってくる水分量に合わせて
自然に調整してくれているように感じています。

ここまでの話は、
科学的根拠をもとにしたものではありません。
体の仕組みを学び、
長年自分の体と向き合ってきた中での、
あくまで個人的な感覚です。

ただ、水を飲むという一つの行為を見ても、
体の声より、覚えた知識を優先しすぎることで、
違和感が生まれることはあるのかもしれません。


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